脂漏性湿疹にかかる原因のひとつに免疫力の低下があります。これが乳幼児・高齢者が多くかかる理由でもあるのです。
ところで、エイズの初期症状として脂漏性湿疹が発症する要因も免疫力の低下です。
ストレスや睡眠不足、食生活の偏り、免疫力の低下すると、皮脂が過剰分泌し、人の皮膚にいる好脂性のマラセチア真菌が殖します。このマラセチア真菌は皮脂を分解して遊離脂肪酸を作ります。その遊離脂肪酸が皮膚を刺激して脂漏性湿疹を起こすのです。
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ですから、脂漏性湿疹は、生活習慣やストレス、皮脂の過剰分泌、マラセチア真菌などがそれぞれ繋がっているのです。
健康相談を受けるホームページで、ある人が次のような質問をしました。
「知人が、最近あたまにひどくフケが出るようになったので受診したら、脂漏性湿疹だと診断されたがエイズの初期症状にその湿疹が出ると聞いたことがあり、とても心配だ。知人はエイズなのではないか?」
このような具合でした。
HIVに感染すると免疫力が低下し、いろんな病気に感染しやすくなります。
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風邪にもかかりやすくなりますが、風邪をひいているからHIVに感染しているという根拠はありません。
また、脂漏性湿疹になったからHIVに感染しているのも根拠のない理屈です。
ちなみにエイズについて調べると、初期症状として全身倦怠感、下痢、体重の減少、発熱などとともに脂漏性湿疹があげられています。
実際、エイズ患者の8割が脂漏性湿疹を発症しているのです。
万一、心配な方はHIV検査をしてください。
※ HIVは感染するウィルス名で、エイズは病名です。
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